仮想通貨取引所「Zaif」は、外部からの不正アクセスによるハッキング被害を受け、管理している仮想通貨の一部が不正流失しました。
１．ハッキング被害の経緯
・平成30年9月14日17時頃から19時頃までの間、外部からの不正アクセスが行われた
・仮想通貨の入出金などの一部サービスをストップ
・Zaifのホットウォレットで管理している仮想通貨が不正に送金された
・不正送金された仮想通貨は、BTC、MONA、BCH
・数量は、BTCが「5966」、MONAとBCHは調査中
・消失した金額は約67億円で、Zaif側が22億円、ユーザー側が45億円の内訳
２．Zaifの対応
・9月17日にサーバー異常を検知、翌18日にハッキング被害を確認
・財務局へ報告し、原因分析
・システム再稼働に向けて、セキュリティチェック及び強化、サーバー再構築中
・株式会社フィスコデジタルアセットグループから50億円支援などの契約締結
・株式会社カイカにセキュリティ向上のための技術提供を受ける等の契約締結
・諸々問題解決後、仮想通貨の入出金を再開予定（日時未定）
Zaifから発表されたプレスリリースなどの情報を元に、ざっくりとした流れや状況は上記のような形だと思わます。
仮想通貨は、取引所に置いたままにしておくとこのようなハッキングがあった場合のリスクが高くなりますので、必ずウォレットに保管するようにしましょう。
